奥田民生 ひとり股旅スペシャル@広島市民球場

10月30日の天気予報。広島は降水確率90%。雨に打たれ、寒さに耐えながらのライブになると思いきや、晴天。めちゃ暑い。奇跡だと思った。
そして、広島の街は民生一色だった。まず、駅の弁当屋には「民生弁当」なるものが登場。ところどころに張ってある民生のポスター(広島観光イメージキャラクター?)。路面電車にも民生。なんだ、こりゃ。。。広島すごいことになってます。。。
民生弁当は食べようと思ったときにはすでに売り切れ。うぅくやしい。食べたかった。

広島市民球場は、市の中心部。まわりにはビルや原爆ドーム。それだけに騒音のことも問題になったらしいけど、ギター一本で歌うなら路面電車より音は小さいらしい。実際にライブ中に路面電車の音が聞こえてきたけど、たしかにうるさかった。
市民球場の周りにはすごい人で、どこに並べばいいのか、どこが最後尾なのか、全然わからない状態。しっかりしてくれ、主催者!結局、あたしたちは開場したあとに並んで入ったんだけど、中は意外とすいてた。これならもうちょっと外でゆっくりしとけばよかったかも。。そしてスコアボードも民生もしっかり見える位置を陣取る。
開演前には席は満員。すげー。
10分遅れて始まった。民生はいつものように作業服(?)と頭にタオルを巻いた姿。さすがだ。民生らしい。そして2塁あたりにあるステージへ。いや、これがステージというほど大それたものではない。ベニヤ板!?というくらいの台。そしていすはコロコロがついた事務用のいす。うわぁ〜安上がりなセット。
審判の「プレイボール」の声とともにスタート。そしてスコアボードには先攻・奥田、後攻・民生と。えぇー!?奥田VS民生!?そして一曲歌うごとに曲名が。すごい演出。あはは。おもしろい。野球場を最大限に利用してる感じだった。
曲は昔の曲、最近の曲、シングル曲、アルバム曲、いろいろ混ざってた。その場で楽譜の中から選んで演奏しているようだった。ライブは休憩を挟んで前半後半と分かれている構成だったんだけど、前半の最後に「冬ソナ」のテーマを。。爆笑。ちゃんと韓国語で歌ってるし!めちゃ感情込めて歌ってるし!
途中の休憩時間では広島カープのマスコット(名前なんだっけ?)が客を盛り上げる。そしてカープの応援歌。客の一体感が尋常じゃない。ジェット風船。感動した。
後半戦も淡々と。「人ばっか」のひとり股旅バージョン。いろんな曲のワンフレーズをつなげたメドレー。やっぱり面白い。「♪ビートルズを作ったのは〜、広島カープ〜」って…。ユニコーンの曲もちょこっとやってた。”雪が降る町”好きです。
アンコールは2回。2回目のときに客席のみんなでウェーブ。すごかった。感動した。そしてなぜか、また「冬ソナ」。民生さんお気に入りですか?せっかく覚えたからねって。あはは。そして、スポットライトが一つずつ消えて、花火が…。おおぉ。びっくり。最後にグラウンドを一周してサインボールを客席に投げてた。
いいライブでした。時間としては休憩いれても3時間半くらいかな?長いようで、あっという間でした。楽しかった。