ジョゼと虎と魚たち

映画「ジョゼと虎と魚たち」をDVDで観賞。

あらすじ
大学生の恒夫はアルバイト先の麻雀屋である噂を耳にする。
それは、近所に出没するひとりの老婆のこと。彼女はいつも乳母車を押しているが、その中身を知る者は誰もいないというのだ。そんなある朝、恒夫は店のマスターに頼まれて犬の散歩に出掛けると、坂道を走ってくる例の乳母車と遭遇する。そして、彼が乳母車の中を覗くと、そこには包丁を持った少女がいた。脚が不自由でまったく歩けない彼女は、老婆に乳母車を押してもらい好きな散歩をしていたのだ。これがきっかけで彼女と交流を始めた恒夫は、彼女の不思議な魅力に次第に惹かれていくのだが…。

今年の1月に映画館で見たので、1回目はDVD特典のコメンタリー(映画の本編を見ながら、出演者たちが解説する)で見ました。
解説してたのは、妻夫木くん、池脇千鶴犬童一心監督の3人でした。
これがすごくおもしろいの。
映画の裏話がいろいろ聞けてね。
このときすごく寒かったとか、犬が臭かったとか、ここからセットになるとか・・・。
妻夫木くんと池脇千鶴ちゃんのラブシーンとか、見てるこっちが照れちゃったりしてね。。

で、2回目は普通のバージョンで観賞。
そう、1日で2回見てしまったのです。
やっぱり大好きだ、この映画。
純愛映画っぽいんだけど、けっこうエロい。
それがまたリアルでいいんだけど、見るのが結構恥ずかしい、あはは。

そして、あたしが前に泊まった貝の部屋の登場でちょっと興奮!!
泊まった部屋そのままだった(当たり前だけど・・・)!

妻夫木くんが、コメンタリーで「次の人(彼女)がいないと別れられないよ、男なんてよえーから。」って言ってたけど、これって誰にでも当てはまることだよね、きっと。。
誰でも、一人になるのは怖いもん。
だから、ジョゼはホントに強いね。。
幸せな日々は永遠に続かないと気づいていながら、「それもまた、よしや」なんてなかなか言い切れることじゃないと思う。

主題歌くるりの「ハイウェイ」は最高。
ホントにいい曲。
ラストシーンでその曲が流れるタイミングが絶妙だと思う。
すっごい泣ける。