約三十の嘘

テアトル梅田にて。
内容も面白そうだし、有名な役者さんもたくさんでてるこの映画。でもあたしの目当てはただ一人。はい、妻夫木くんです。妻夫木くんを見るために、初めて行く場所だったけど、がんばって行きました。
で、映画ですが…。う〜ん、ちょっとがっかり。詐欺師が詐欺師を騙すんだから、きっと複雑なんだろうと思いきや…案外あっさり。。お金を盗んだ犯人も、わかりやすいしさ。意外性がない。どうやって盗んだか、その計画とはどんなものか、なんていうミステリー的なものをもとめていると大ハズレです。
結局この映画は犯人は誰なのかが重要じゃないんだね。みんな実行には移さないけれどお金を持って逃げたいと思うこと、お互いを信頼しているようだけれど心のどこかで疑っていること、自分は人と違うんだという劣等感を味わっていること。そういう詐欺師の心理的なことや、微妙な関係を描いた映画だったんだと思います。そして最後は自分の本音を吐き出し、そしてみんなの結束が強まった、、、ということですかね。。
まぁ、最初からミステリーを期待してなかったら、出てる役者さんたちがみんなステキなので楽しめると思います。
で、小さい映画館に行くといつも思うんだけど、映画館に入場ってどうしてこうアナログなんだろう。入り口でチケットをもぐじゃない。めんどうだよね。整理番号順に一人ずつ呼ぶじゃない。めんどうだよね。。狭いロビーに何十人もが自分の番号を呼ばれるのを待ってるんだよ。暑苦しいよね。もっと効率よくいかないもんかなぁ。