スーパーサイズ・ミー

梅田ガーデンシネマにて。
1ヶ月間、1日3食マックを食べるとどうなるのか?という人体実験ドキュメント。思っていた以上にドキュメントだった。肥満がどれだけ深刻な問題なのか、ファーストフードが人間にどれだけ悪影響なのか、しっかり専門家や町の人にインタビューをしていて、ファーストフードの怖さを思い知らされる内容だった。
でも、アメリカだから…っていう感じもした。スーパーサイズ(ポテト200グラム、コーラ1.3リットル)なんて日本にはないし。イメージだけど、日本よりアメリカのコーラのほうが甘そうだし。日本で1ヶ月マックを食べ続けても、あそこまで体に悪影響は出ないんじゃないかなぁ??う〜ん、わかんないけど。自分で試そうとは思わないし…。
一番怖かったのは、中毒になってたこと。ファーストフード中毒ってあるんだね。ハンバーガーを食べることで快感をえるなんてさ。確かに、おいしくて、どんどん食べたくなるけどさぁ。そこまでなると、ちょっと怖い。。
そして、アメリカの学校の学食(給食?)について。ほとんど冷凍食品で、栄養バランスなんて考えられてない印象が強かった。子どもたちはお昼にお菓子とジュースを食べてるし。そしてそれを見て見ぬふりをしてる先生。あと、体育も1週間に1回しかないって。甘いものばっかり食べて、運動もしない。そりゃ肥満になる人も増えるよなぁ。ファーストフードがどうとかより先に、そういう教育を見直さなきゃならんでしょうよ。
あと、気になったこと。喫煙と肥満を比較する話があったんだけど。大勢で食事をしてるところで、タバコを吸っている人に注意をする人はいるけど、肥満の人に注意する人はいないって。「タバコをやめろ」とは言えるけど、「食べるな。やせろ」とはいえないだろう、って。…いや、それは違うだろ、と。そもそもタバコがダメって言われるのは、吸っている人の体に悪いっていうのはもちろんだけど、周りの人にも悪影響を与えるからじゃないの!?一方、肥満の人は周りに悪影響はないでしょ。それなのに「食べるな。やせろ。」なんて他人に言われる筋合いないだろって思うんですけど。まぁ、タバコと肥満は死因になりえる、そしてそれを自分自身で防げるっていう共通点はあるけれど。
まぁ、とにかくファーストフードは体に悪い、と。でもきっとみんな食べ続けるよね。あたしもこの映画見たけどきっとマックに行くよ。うん、でもポテトはSサイズにしとこ。